コメントにて要望があったので記事として書いておきます。

まず、この機種を含む多くの端末では
内部ストレージ化のオプションは隠されています。(表示されていない)

まあ不安定要素だからですね。
class4くらいのSDで内部ストレージ化しちゃうと
場合によっては著しくパフォーマンスが落ちる場合があります。

この機能を使用する場合は、
Class10とUHS-Iに対応したものを使用しましょう。
64GB以上のものはまず間違いなく対応しています。
他の容量のものも対応していないもののほうが少ないでしょう。
LGT31SWA_L_01

注意

内部ストレージ化を行った後、MicroSDカードが故障すると、
アプリ含め、最悪全てのデータが吹っ飛びます
例えば、ゲームをする方で、定期的にバックアップを取っていない
あるいは、自動でバックアップされない場合には、
おすすめしません。
Kindleやその他SD非対応の動画アプリなど、
端末でデータが消えても困らないようなもののみしか使用していない場合のみ、
使用されることをおすすめします。
また、データのバックアップは必ず行ってください

用意するもの

・ADB環境のあるPC(OSはADBが使えればなんでも良い)
→Windowsの方でADB環境がない方はこちらの記事からどうぞ

・Qua tab PX本体

・MicroUSBケーブル(通信ができること)

・MicroSDカード(高速なものを推奨)
→内部ストレージ化によって一度全てのデータが削除されます。

手順1.USBデバッグの有効化

設定をひらき、一番下の
「端末情報」→「ソフトウェア情報」
と進んでいき、

「ビルド番号」を数回連続でタップしてください。
Screenshot_2017-05-28-16-30-12


すると、「開発者オプション」が表示されるはずです。
それを開き、「USBデバッグ」にチェックを入れれば完了です。
Screenshot_2017-05-28-16-30-44


手順2.確認とコマンドプロンプトの起動

まず、「設定」を開き、「ストレージとUSB」から
MicroSDがきちんと認識されていることを確認してください。
Screenshot_2017-05-28-16-28-59
(今回は64GBのものを使用しています。)

上のように正常に認識されていることが確認できたら、
USBケーブルを接続し、パソコンのエクスプローラで
端末が認識されているか確認してください。
認識されない場合はケーブルを変えるか、
端末を再起動してみてください。

次に、PC側で、Windowsの場合は、コマンドプロンプトを起動します。
”Windowsキー+Rキー”で出てくる入力欄に
「cmd.exe」と入力してエンターすると起動します。
キャプチャ



手順3.コマンドの入力とフォーマット

コマンドプロンプトが起動できたら、
このコマンドを入力してください。
  • adb shell sm list-disks
すると、このように表示されます。

キャプチャ

この、
disk:179,64
の数字の部分を控えるなり何なりしておいてください。
このは端末や環境によって変わるはずです。

次に、以下のどちらかのコマンドを入力します。
※そのままではダメです。
xxx,xxの部分に、先程の数字を入力します。


1.MicroSDを全て内部ストレージ化する場合(非推奨※後述)
  • adb shell sm partition disk:xxx,xx private

2.MicroSDの一部を内部ストレージ化する場合
  • adb shell sm partition disk:xxx,xx mixed yy
※xxx,xxの部分は上と同じように、先程の数字を入力
yyの部分は、MicroSDカードとして残す割合を入力します。
例えば、
容量の3割だけMicroSDとして残しておきたい場合には
sm partition disk:xxx,xx mixed 30
と入力します。

コマンドを入力後、裏で自動的に処理されます。
C:¥Users¥(ユーザー名)
と表示されれば完了です。
USBケーブルを取り外し、必ず再起動を行ってください。

端末の設定から見るとこのようになります。

Screenshot_2017-05-28-17-19-59

64GBのSDカードを100%割り当てた状態です。
73.31GBの総容量となっているのがわかるかと思います。

ただ、この機能の不具合(?)というより仕様上の問題だと思いますが、
エクスプローラなどからは、容量が増えずにそのまま表示されてしまいます。
これがメーカー側が設定を表示しない理由の一つかなと思います。

Screenshot_2017-05-28-17-20-05

内部ストレージ化を行った後の「SolidExplorer」
容量が10GB程度なのがわかるかと思います。
もしかしたら、ファイルの移動ができないアプリもごく一部出てくるんじゃないかと
(ファイラーが勝手に容量いっぱいと判断してコピーを制限)

Windows等から見ても同じような表示になります。
また、PC側で”容量を超えた状態”で端末内のファイルを移動すると
そのファイルが消える
のでご注意を。
あまりPCからは操作しないほうが良いでしょう
数割SDカードを残しておくと、そちらを経由してコピーもできるのでおすすめです。

100%割当が非推奨な理由として、以下のような症状が出る場合があるようです。

・スクリーンショットが撮れない場合がある
(本来の容量を超えると撮れなくなる)
・カメラが使用できない場合がある
(上に同じ)

意外と面倒な不具合なので、100%はおすすめしません。
私はすぐ下に戻してしまったので症状は確認できていません。


手順4.データの移行

「設定」→「ストレージとUSB」→MicroSDカードをタップ
Screenshot_2017-05-28-17-19-59

次に、表示された画面の右上の︙をタップし、
Screenshot_2017-05-28-17-32-45


「データ移行」をタップすると
Screenshot_2017-05-28-18-04-35


このような表示がされるので、
Screenshot_2017-05-28-18-04-52


移動をタップすると移動されます。

コレで完了です。

戻し方


戻すのは端末だけでOKです。

「設定」→「ストレージとUSB」→MicroSDカードをタップ
Screenshot_2017-05-28-17-19-59


次に、表示された画面の右上の︙をタップし、
「ポータブルストレージとして使用」をタップすると勝手に処理が始まります。
※当然ですが、MicroSD側に保存しているアプリ/データは全て消えます。
Screenshot_2017-05-28-17-32-45

「ポータブルストレージを使用」をタップ
Screenshot_2017-05-28-17-32-49





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